【ネタバレ無】ゲーム「天穂のサクナヒメ」正直な感想!面白い?【スイッチ・レビュー】

こんにちは、トワカと申します。

天穂のサクナヒメが気になるけど、「稲作のゲーム?つまらなそう・・・」「何がそんなに良いの?」「和風ゲームは好みじゃないけど、楽しめる?」などの疑問を抱いていませんか?

この記事では、そんな方へ向けてNintendo Switchのゲーム「天穂のサクナヒメ」の忖度無しの正直な感想を述べています。
ぜひ、購入の際の参考にしてください。

それでは、いきましょう。

総評 98/100

個人的評価:95/100
おすすめ度:98/100

基本的に辛口寄りなレビューをしてきましたが、トップレベルに批判点の少ないゲームでした。

稲作という斬新な題材・ゲームシステムを扱っていながら、キャッチーかつ奥の深いゲームに仕上げられています。
これでもかという和の世界観は、日本人であればどこか心に響くものがあるはずです。

稲作の工程など細かい部分まで現実に即しており、農林水産省とコラボしたり、「攻略サイトは農林水産省」と言われるほどのクオリティです。
そのため、ゲームとして楽しみながら学びを得ることができます。

上記の農業について多く取り上げられがちですが、さらに戦闘や資源探索などのアクション面でも非常に優れています。
個人的には農業と同じくらいアクション要素も好きで、この二要素の絶妙な相乗効果が、ゲームとしての体験を著しく向上させています。

和風の世界観がそこまで好きではない私ものめり込んでしまったため、どんな人でも楽しめるでしょう。
セールで1600円程度で購入しましたが、1万円以上のクオリティとボリュームを持っていると感じます。

とにかくストレスが感じにくい設計になっており、なおかつ奥深さや爽快感もある本当に面白いゲームです。

ちなみにアニメ化もされており、2期制作も決定しています。
この点からも、本作がどれほどまで愛されているかが伺えます。

どんなゲーム?

ストーリー(ネタバレ無し)

サクナヒメ
引用:https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000029215
©2020 Edelweiss. Licensed to and published by XSEED Games / Marvelous USA, Inc. and Marvelous, Inc.

主人公は豊穣神と武神を両親に持つサクナヒメ(通称サクナ)という女神です。
人間と神の世界は二分化されていましたが、サクナの不手際により人間を神の世界に呼び込んでしまい、それが原因で不祥事が起きてしまいます。

罰として、サクナはその人間たちと共に鬼が巣くう島に流され、そこでの鬼退治を任されます。
稲作と狩りを行って生活しながら、サクナは両親にゆかりのある地であるその地で、両親に関する謎を解き明かしていきます。

システム面

今作は農業(稲作・3D)と狩り(ダンジョン探索・2D)という2軸が根幹となっています。

稲作に関しては、現実の工程に忠実な点が非常に高く評価されています。
サクナの強さと連動しており、稲作が成功すればサクナもどんどん成長していきます。

戦闘では豊富な技によるコンボが奥が深く、かつ爽快感があり稲作と同等以上に楽しいです。
連続したコンボも可能であり、格ゲーが好きな人も十分に楽しめるでしょう。

2Dと3Dという異なる次元のシステムが上手く融合されており、非常にストレスの少ないバランスとなっています。
また、2つの異なるシステムを行き来するため飽きにくいです。

良かった点

2Dアクションと3D稲作の融合

サクナヒメ 戦闘シーン
引用:https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000029215
©2020 Edelweiss. Licensed to and published by XSEED Games / Marvelous USA, Inc. and Marvelous, Inc.

本作ではダンジョン探索(狩り)では2Dスクロール、稲作や家周辺では3Dとなっています。
3Dで表現できるゲームの世界観や制作力があるにも関わらず、アクション面では2Dを選択している点がポイントです。

2D、3Dどちらかの一貫した次元で展開されるゲームが多いですが、今作ではうまく融合されています。
ここでは、あえて選択された2Dアクションについて触れたいと思います。

ダンジョン探索が2Dであることで、3Dである稲作とはかなり違う気分で楽しむことができます。
基本的に2要素を交互にプレイすることになるため、まったく飽きが来ません。

さらに、3Dアクションよりも直感的な操作が可能であり、「戦闘ばかり時間がかかって稲作に手が回らない」という事態が避けられます。
この点は、稲作とアクションを絶妙なバランスで融合させている重要な要素の一つです。

戦闘の爽快感

格ゲーのようなコンボを繰り出せる

農業がメインで戦闘はおまけだと思っていませんか?
答えは明確にNOです。

初心者でも、次々と攻撃をつなげていく爽快感を味わえます。
それに加えて突き詰めればどこまでも上達でき、上級者にとっても非常に奥が深いです。

つまり、初心者から上級者まで幅広い層が楽しめるゲームといえます。

格ゲーのように敵を空中に浮かせてから連撃を繰り返し、最終的に別の敵に向かって叩きつけて派生ダメージを与えるなど、アイデア次第で無限の可能性があります。

豊富な技の種類

本作では必殺技が何十種類も登場し、実際に使える技として同時に4つ登録できます。
さらに、サクナが身にまとう羽衣を用いた技も上記と別に存在し、長く伸ばして敵を投げ飛ばしたり、敵の背後を取ったりと多くの技があります。

ゲームを進めていくにつれてどんどん増えていくため、非常に多彩な戦闘を楽しむことができます。

稲作のリアルさ

サクナヒメ 稲作
引用:https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000029215
©2020 Edelweiss. Licensed to and published by XSEED Games / Marvelous USA, Inc. and Marvelous, Inc.

現実で行われている稲作農業の過程を体感することができ、遊んでいるだけで勉強になります。
「農林水産省HPが攻略サイト」と言われるほどに再現されています。

田んぼにどれくらいの水を溜めるか、肥料には何を混ぜるか、温度・湿度に応じて行う行動を変えたり、適切な育て方をしないと稲が病気にかかってしまったり、と本当に多くの要素があります。
しかし、ストレスが溜まったりする類のものではありません。

もし仮に上手くできなかったとしてもゲームオーバーなど甚大な問題が生じることはないので、次に活かせばいいのです。

稲作とステータスの相関

稲作と戦闘は独立しておらず、稲の状態に応じてサクナが強くなっていきます。
このシステムは本当に唯一無二で、稲作パートが決して流れ作業になることなく、飽きずに楽しめます。

また、草刈りや石拾いなどの単純作業を繰り返し経験すると、素早くこなせるを習得できます。
こういった細かな点でも達成感や成長を感じられる工夫が凝らされており、とてもストレスフリーです。

豊富な新要素

ストーリーを進める中で、「まだそんな新要素があったのか!」という良い驚きの感情を抱くことが多くありました。
例えば装備品強化、作業の効率性上昇などで、ストーリーを進める上で便利で嬉しいものばかりです。

ユーザーが楽しめるかどうかという目線を常に大事にしており、本作こそが真に評価されるべきゲームだと感じます。

個性豊かな登場人物

サクナヒメ 登場人物
引用:https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000029215
©2020 Edelweiss. Licensed to and published by XSEED Games / Marvelous USA, Inc. and Marvelous, Inc.

まずサクナヒメ自体のキャラが濃く、子供のような容姿ながら日々を浴びるように飲んでいたそうです。
冒頭の緊迫した場面に千鳥足で意気揚々と割り込んでくる彼女に、一瞬で心を掴まれました。

また、サクナと共に暮らすことになる人間は計5人おり、生まれや見た目、言葉遣いまで何もかもが違った不思議な組み合わせとなっています。
なぜ彼らが行動を共にしているのかは作中で明かされるため、ここでは触れませんが。

多様性の豊かさゆえに衝突もしばしば起こりますが、その度にそれぞれが成長していく姿が描かれるのも素晴らしい点です。
全員のキャラが立っており、しかしながらお互いの性質が邪魔しすぎない絶妙なバランスのメンバー構成だと感じます。

和風とポップさを共存したBGM

基本的には和風の楽器が使われたBGMですが、違和感のない程度に現代風の楽器やリズムが用いられており、とても親しみやすいものとなっています。

ダンジョンのコンセプトごとに異なるBGMが割り当てられています。
また、生活の拠点の場所は変わりませんが、ストーリーの進行に伴ってBGMが変化します。

本作はBGMの使い回しが少なく、場所やストーリーに合わせて変化していくのも楽しい点です。

悪かった点・微妙な点

今作には、重大な批判点はありません。
以下は細かい部分であり、強いて挙げるならという程度のものです。

稲作は奥が深い分、難しい

ステータスには体力、神気、運気、食力など様々ありますが、何となくプレイしている分には、具体的に何をすればどれが上がるのかを学べる場面が少ないです。
そのため、隅々まで理解しきるのは難しいです。

ミルテの片言な日本語が気になる

本作ではミルテという外国人のキャラクターが登場します。
また、食事システムがあり、彼女が食材の管理や夕飯の支度をしてくれます。

それ自体は大変ありがたいことです。
しかし、同じ間違え方の片言日本語を連続で聞かされるのは流石に気が滅入ります。

食事を取る際には、持っている食材を確認し、加工できるものがあれば加工して、というようにいくつかの工程が必要になります。
しかし、工程を選択するたびに「作る・・・デスカ?」「食べる・・・マスカ?」のように、明らかに間違った日本語を聞かされることになります。

1、2回ならともかく、何回も連続で聞かされるため若干のストレスを感じます。
外国人という設定なので仕方ないとはいえ、計100回以上も聞かされると「流石に学んでくれ・・・」と思わざるを得ません。

まとめ

ストレスが極限まで軽減されたシステム設計がされており、非常におすすめの一作となっています。
定期的にセールも開催されますので、ぜひ買ってみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

コメント