こんにちは、トワカと申します。
皆様はドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(略称:逃げ恥)を知っていますか?
9年前の作品ですが、恋ダンスなど様々な点から注目された作品なので、流行っていた記憶がある人は多いでしょう。
今回の記事では、筆者が初めて本作を全て観た正直な感想を書いていきます。
著者はドラマは今まで興味が無く、本作がまともに観た初めてのドラマでした。
それでは、いきましょう。
総評
個人的評価:98/100
おすすめ度:98/100
まず、私は「ドラマは所詮演技だし、しかも生身の人間ともなると逆に違和感があって没入できないのでは」などと考えていました。
そうした懐疑的な視点から本作を観始めました。
結論から言うと、そんな私にとってもこの上なく面白く、様々な学びもありました。
過激な表現なども無いので、本当に全ての人におすすめができます。
終始、他人や自分の感情との向き合い方に焦点を当てながら展開していきます。
綺麗な感情だけでなく、むしろ苦悩や葛藤を重点的に描くため、共感できる部分が非常に多いです。
恋愛や結婚がテーマですが、そこまでドロドロとしたものではないので、恋愛ものに対する好みに関わらず見やすいはずです。
あらすじ
主人公は森山 みくりという女性で、文系院卒の25歳。
新卒では内定ゼロで、ひとまず派遣として働くも更新のタイミングで契約を切られてしまう。
もう一人の主人公は、津崎 平匡(ひらまさ)という35歳の独身男性。
システムエンジニアとして高い信頼と実績を持つものの、「プロの独身」と自称するなど、女性関係には苦手意識を持つ。
人から必要とされない苦しさを強く感じていたみくりであったが、ひょんなことから津崎の家で家事代行を行うことに。
何とかありついた仕事であったが、その仕事も失う危機に瀕したため、津崎に対して契約結婚を申し出る。
その後、津崎の出した答えとは?
二人にとって、この出会いは人生においてどんな意味をもたらすのか。
参考:https://www.tbs.co.jp/NIGEHAJI_tbs/story/story01.html
良かった点
約10年前の作品でも全く古臭くない
本作は2016年放送ですが、本当に一切古臭さを感じませんでした。
むしろ、社会的にあるべきとされる姿や形式(例えば結婚など)に常に疑問を投げかけており、新しさすら感じます。
結婚といった、社会的に分かりやすく決められた理想の形に納得できない人におすすめです。
個性豊かな登場人物
年齢・性別・既婚独身などの属性を問わず、様々な人物が登場します。
どの人物も根っからの悪人ではなく、それぞれが誠実さを持っています。
似たような人物はおらず、すべての人物が確かにこの世界で生きていると感じます。
悩みや葛藤、弱さの描き方
本作では、様々な人物の苦悩が丁寧に描かれます。
主人公の心情はもちろん、他のメインキャラも非常に深堀られます。
それぞれに人生があると改めて強く認識させられる構成で、思いがけないところで関係がつながったりします。
感受性の高い人は、様々な人に感情移入してしまうかもしれません。
共感、感情移入のしやすさ
津崎は恋愛における成功体験がほぼ無く、自尊感情が低いがゆえにすぐに心を閉ざす傾向にあります。
特に現代において、似た性質を持つ人(特に男性)は多いと思われ、そうした人は彼に自己投影をしながら観やすいでしょう。
かく言う私も、かなり感情移入しながら観ていました。
そんな彼ら彼女らが少しずつ変化していく姿には、自分も変われるのではという勇気や希望を貰えます。
多彩なストーリー展開
似たような展開が少なく、「ここからどうなるんだろう」という期待感・高揚感が常にあります。
1話あたり60分弱の全11話構成ですが、短すぎず間延びもせず、満足感のあるボリュームでした。
難解な、もしくは理解に苦しむようなストーリーは無いので、全編通して楽しみやすいです。
純粋に幸せな気持ちになれる
全員の悩みや苦労を観てきているからこそ、それぞれの行動や関係を心から応援したくなります。
上手く行ったり行かなかったり、人生さながらです。
だから、登場人物の想いが通じたり、報われたとき、本当に幸せな気持ちになれます。
絶望一辺倒というわけでもないので、暗すぎる話が苦手な人でも楽しめます。
あと、新垣結衣さんがとにかく可愛いです。
人を選ぶ点・微妙な点
重大な批判点はなく、以下はごく些細な点です。
みくりの妄想癖が多い
ことあるごとに、みくりは情熱大陸などのテレビ番組に出演している妄想を繰り広げます。
本作の面白い点でもあるのですが、そこそこ頻度が多いので、好みでない人は「またか」という気持ちになるかもしれません。
シリアスなシーンとはしっかり区別されているので、煩雑な印象は受けません。
契約結婚の現実性
基本的にリアルなシーンが多めな本作ですが、その主軸にはやはり契約結婚があります。
フィクション性の高い設定であるため、これをどこまで受け入れられるかが、本作をどれくらい楽しめるかに影響すると感じました。
初めはやや懐疑的だったとしても、観ていくうちに違和感は薄れると思うので、そこまで心配することはありません。
まとめ
当時の一世を風靡したのがよく理解できる、非常に面白い作品です。
迷ったなら、まずは観てみることをおすすめします。
観たことで後悔する要素はまずありませんので。
この記事が皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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