はじめまして、トワカと申します。
映画「ルックバック」に興味があるけど、「面白いのかな?」「どんなところが良い?」と疑問に思っていませんか?
この記事では、そんな方へ向けて最近視聴した私が正直な感想を書いていきます。
忖度無しの生の声をお届けします。
ネタバレを避けるためにかなり抽象化して書いていますが、それでも多少展開が予想できるかもしれません。
その点はどうかご容赦ください。
それでは、いきましょう。
総評
個人的評価:75/100
おすすめ度:60/100
本作は漫画(広く言えば創作やクリエイター)を題材に物語が展開します。
何かしら創作系の趣味を行っている人は共感できる場面が多いでしょう。
私もそうした趣味を多く持っているため、創作ならではの複雑な感情の描写に共感しました。
ただし、現実の事件を扱っていたり、ストーリーが不自然だったりとマイナス点もあります。
特に前者は不快に思う人が少なくないと思いますので、ご注意ください。
総合的に見て「悪くはないが、絶賛されるほどではない」という感想です。
良かった点
創作者に刺さる
創作系の趣味を持つ人には、本作のコンセプトはかなり刺さります。
この点が本作の一番のポイントです。
始めてしばらく経って「結構才能があるのでは?」と思っていても、はるかにレベルの高い人に出会うことで挫折する経験は誰しもあるかと思います。
そうしたリアルな体験が本作では描かれます。
夢や目標に向かって頑張っていれば頑張っている人ほど、感情移入できる部分が多くなるでしょう。
絵の綺麗さ
キャラクター・背景がすごく綺麗で、音楽も相まって没入感があります。
個人的に「チェンソーマン」のキャラクターデザインが好きなので、作者が同じである本作も好きな絵柄でした。
美しい音楽
クラシックのような雰囲気の楽曲が多く、すべてオーケストラによる演奏です。
世界観にとても合っており、ここぞという場面では大音量で音楽が流れます。
臨場感もあり、音楽に関して大きな批判点は見つかりません。
悪かった点・微妙な点
実在する凶悪事件の模倣
本作ではとある凶悪事件を示唆するシーンが含まれます。
この点が最大のマイナスポイントです。
模倣シーンがリアルなため、胸が苦しくなりました。
現実で同じようなことが起きていることを考えて虚無感に襲われます。
「エンターテインメントとして軽々しく消費していい事件ではない」「時期が早すぎる」といった声が数多く挙がっていますが、私も同じ意見です。
少なくとも、襲われる場面を鮮明に描く必要は無いと感じました。
また、この事件の模倣を通じた深いメッセージ性が感じられない点も批判を生んでいます。
一つの要素として、とりあえず組み込んだ感が否めません。
途中からの急なファンタジー要素
初めはリアルな世界観で物語が進んでいきますが、途中から現実ではあり得ないファンタジー的な要素が入ってきます。
そのため、今流れている映像が「現実なのか?それとも想像なのか?」という点で頭を悩ませることになります。
あえてそうしている可能性もありますが、少なくとも万人に伝わる意図ではありません。
音量バランス
音楽の音量が大きく、それに比べキャラクター達の声がとても小さいです。
映画館での上映に最適化されていると感じました。
そのため、家でイヤホンで観たりする場合は音楽と声のどちらに合わせるか迷うかもしれません。
時間が短い
急なストーリー展開によって納得できない部分が多いです。
時間は1時間弱と短いですが、なぜこの短時間にしたのか全く意図が分かりませんでした。
難しいとされる分野での成功までの流れがスムーズすぎるため、そこで気持ちが追い付かなくなってしまうという声もありました。
様々な事情があるのは承知ですが、例えば2時間で制作すれば展開に違和感を感じる人は減るでしょう。
まとめ
映画「ルックバック」について、イメージは掴めましたか?
グラフィックと音楽は綺麗ですが、ストーリー関係が人を選ぶため手放しでおすすめとは言えません。
この記事が皆様のお役に立てれば光栄です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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