【レビュー】スマホ版クロノ・トリガーは面白い?正直な感想!【ネタバレ無し】

ゲーム

こんにちは、トワカと申します。

スマホ版のクロノ・トリガーが気になるけど、「面白いのかな?」「バグや悪い点などはある?」など疑問に思っていませんか?

そんな方へ向けて、今回の記事ではRPG好きな私が初見プレイした正直な感想を述べていきます。
購入する際の参考にしていただければ幸いです。

それでは、いきましょう。

総評

個人的評価:95/100
おすすめ度:90/100

独特の世界観やストーリーなどから、ゲームとしては非常に面白いものになっています。
癖が強くない王道RPGという感じなので、一般的なRPGが好きな人には刺さるのではないかと思います。

ちなみに、クロノ・トリガーはドラクエとFFの開発陣が協力して製作しているため、まさにドラクエやFFの両者の良いとこを合わせたような作品に仕上がっています。
しかし、スマホ版ならではの操作性の悪さやバグも存在し、-10点したのはそのためです。

以下では、良かった点とそれ以外の点について掘り下げていきます。

良かった点

BGM

なんといってもBGMが本当に良いです。

風の憧憬時の回廊など、ゲームをプレイしたことがなくても聴いたことのある人は多いのではないでしょうか。
中でも、カエルのテーマは東京オリンピックの入場曲で使用され、話題となりました。

かくいう私も「あ、聴いたことある!」とプレイしていて何度も興奮しました。
特に、風の憧憬がフィールドに出てすぐに流れ始めたときは数分動けずに聴き入ってしまいました。

全体的に哀愁が漂う本作にBGMがマッチしており、曲を聴くだけでもとても楽しめます。
私は何曲もサブスクでお気に入りに入れて聴くほど気に入っています。笑

作曲者は人気ゲーム作曲家の光田康典さんです。
イナズマイレブンや大乱闘スマッシュブラザーズX、ゼノギアスなど人気作の作曲を担当している同氏ですが、そんな光田さんのデビュー作がこのクロノ・トリガーになります。

ストーリー・世界観

原始・古代・中世・現代などのいくつもの時代を行き来でき、それぞれの時代にそれぞれの街や都市、キャラクターが存在します。
時には、中世で起きている問題を解決するために古代で行動を起こさなければならなかったりして、没入感が強くてとても楽しめました。

ストーリーは暗く重い部分もありますが、人同士の絆であったり、どんなに絶望的でも世界を救う希望を捨てない仲間たちの姿にはグッとくるものがあります。

プレイした後にネット上の評価や口コミを見てみると、とても納得できる内容のものが多かったです。
ストーリーや世界観は、名作とされる理由の一つに間違いなく含まれていると思います。
ゲームのストーリーを重視する方にはとてもおすすめなので、ぜひプレイしてみてください。

キャラクター

SFC版のパッケージ

引用元: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.square_enix.android_googleplay.chrono
(C) 2011 SQUARE ENIX Co.,Ltd.

時代をいくつにも渡って冒険していくという背景から、カエル、原始人のエイラ、ロボットのロボなど、本作では多種多様な仲間が登場します。
それぞれのキャラクターのストーリーが詳しく掘り下げられるため、どのキャラにも感情移入ができてしまいます。

ネタバレを避けるため詳しくは言えませんが、個人的にカエルが勇敢で熱いキャラでとても好きです。
見た目は文字通りカエルですが、内面や生き様がとてもかっこいいんです。
ネット上でもそういった声が多いので、気になる方は実際にプレイしてどんなキャラなのかぜひ確かめてみてください。

また、キャラクターデザインはドラクエやドラゴンボールで有名な鳥山明さんが担当しています。
この点が最も”ドラクエらしさ”を醸し出す要因になっていると感じます。
主人公が全く話さないという点もドラクエの主人公に近しいものがあります。

戦闘システム

本作では、アクティブタイムバトル(ATB)という戦闘システムが採用されています。
FF4~9で採用されている方式で、個人的にこのシステムに”FFらしさ”を強く感じます。

ドラクエで主に採用されてきたターン式のバトルシステムと比べて、テンポが速いため爽快感があります。
また、FFシリーズでお馴染みのケアルやファイガなどの魔法が出てくるので、そういった点でもFFをかなり意識して製作されていることが伺えます。

悪かった点・微妙な点

暗転バグ

本作では中断機能があり、どこでもセーブをすることができます。
しかし、中断データを再開すると画面が真っ黒になるバグが生じることがあります。

一回なってからは中断機能自体あまり使っていないので定かではありませんが、私の場合は10~15回に1回ほどは発生していた気がします。
バグが発生した場合も中断データは消えてしまうため、その場合セーブポイントでセーブした地点からの再開を余儀なくされます。

もちろん生じない環境もありますが、この点は十分に注意が必要です。

操作性

どうしてもスマホのため、ボタンの押し間違えが発生しやすいです。

戦闘時に攻撃対象の敵を選択する際にタップが必要なのですが、違う敵をタップしたつもりでも選択されず、元々選択されていた敵にそのまま攻撃してしまうことがあります。
また、アイテムや連携技などのボタンも近くに配置されているため、やや押しにくいです。

この点は、人によっては戦闘において若干のストレスを感じるかもしれません。

戦闘スピード

戦闘画面

引用元: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.square_enix.android_googleplay.chrono
(C) 2011 SQUARE ENIX Co.,Ltd.

戦闘の速度を1~8まで選択することができます。
しかし、一番遅い8でもゲージが溜まるのが割と早いです。
ゲージ自体がかなり短いためにそう感じるのかもしれませんが、体感ではかなり早く感じます。

また、戦闘のモードはウェイト*とアクティブ**から選択ができますが、上記の点からウェイトでも難易度は少し高めです。
(*: 道具や技を選んでいるときは時が止まる、**: 戦闘中、常に時が流れる)

加えて上記の操作性のこともあり、スマホ版での戦闘はやや難しいと言えます。
初心者の方は、レベルを十分に上げて、アイテムを惜しまないようにすると快適にプレイできると思います。

セールについて

スマホ版クロノ・トリガーはSQUARE ENIX(スクエニ)から発売されていますが、スクエニのゲームタイトルは定期的にセールが開催されています。

体感的には、年末年始・ゴールデンウィークなどの休み期間に開催されることが多いです。
50%OFFなど、大きい割引がされることも珍しくないので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

ストーリーやBGM、世界観など作品としては満点なので、その点で後悔することは無いと思います!
バグや操作性に気を付ければ十分に楽しめます。

今回の記事では、スマホ版クロノ・トリガーの正直な感想を述べました。
少しでも皆様の参考になれば幸いでございます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

他にも色々なゲームのレビューをしているので、良ければ以下からどうぞ!
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