【体験談】浪人のメリット・デメリットとは?しない方がいい人の特徴!【つらい】

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こんにちは、トワカと申します。

浪人も視野に入れてはいるけど、「やめたほうがいいのかな・・・」「実際どんな感じなんだろう?」など不安に思っていませんか?

筆者のプロフィール
1浪で第二志望の準難関国立大学(理系)に進学。第一志望は旧帝大で不合格。
質問だけできるような塾に通っていて(ほぼ宅浪)、毎日8~12時間勉強していました。

今回の記事では、そんな方へ向けて浪人を経験した筆者が考えるメリット・デメリットをお伝えしていきます。
基本的には、1年間の浪人を想定して記事を執筆しています。

下の目次から気になる項目をクリックして飛んでみてください。
それではいきましょう。

結論(浪人すべきか?)

結論から先に言いますと、すべての人におすすめできるものではありません
勿論、第一志望の大学に行けるかもしれませんが、その分リスクも大きいです。

また、浪人する理由にもよります。

私の場合は、当時「ある一定以上の大学に行かないと生きる価値がないのではないか」のような学歴に対する極端な持論に囚われていたため、正常な判断ができていなかったと感じています。
そういった極端思考によって浪人をする場合、特にやめたほうがいいです。

逆に、「将来の夢が医者で、どうしても医学部に行きたい」「この内容の学科・研究室などがこの大学にしかない」などのように具体的な目標がある方はおすすめできます
そういう人は目的意識があるために得られるものも大きいですし、仮に失敗したとしても後悔しにくいです。

ちなみに、浪人して第一志望に受かる確率については十分に信憑性のあるデータはありませんでしたが、様々なデータを総合すると10~50%ほどのようです。
ここから言えるのは、浪人の成功率は良くて50%ということです。

10人に5人以上は失敗しているのが現実なので、夢を見すぎないようにしましょう。

メリット

第一志望の大学に行けるかも

浪人すれば1年追加で多く勉強できるので、第一志望の大学に行けるかもしれません。

しかし、上の結論でも述べましたが、1年浪人した場合の成功率は良くて50%です。
浪人したからと言って「絶対的に現役より有利で第一志望に受かる」なんてことはありません。

ただ、毎日継続して正しく勉強していけば、成績が伸びるのも事実です。
自分の勉強方法は合っているのか?ということを常に考えながら勉強を進めていきましょう。

間違った勉強方法で長時間勉強しても、思うように成績が上がらないどころか下がる可能性もあるからです。

成長できる

否が応でも自分自身と向き合う必要が出てくるため、人間として成長できることは間違いなしです。

私の場合は、もし今の状態で当時に戻れるなら現役進学を選びますが、結果として浪人を選択したことを後悔はしていません。
間違いなく今の自分の土台となっているからです。

しかし、人生の中で一番つらかった時期がいつかと聞かれたら、浪人期間です。
毎日8時間以上など勉強し続けなければならないのですから、例え勉強が好きだとしても楽しいはずがありません。
勉強は一人でしているときが最も伸びるため、とても長く孤独な闘いになります。

1年頑張り抜く覚悟を持てる人なら、成功率も高く、精神的な成長も見込めると思います。

デメリット

お金がかかる

どのような環境で勉強していくのかにもよりますが、基本的にお金がかかります。

予備校に行くなら授業料で数十万かかりますし、行かない場合でも参考書・過去問・受験料など様々な部分で費用がかさみます。
基本的に親族などに負担してもらうケースが多いと思いますが「自分は払わないから関係ないや」と思うのではなく、それだけのお金がかかっていることは知っておきましょう。

安くないお金を出してもらっている以上、途中で投げ出すことは許されません。
また、多少辛くても頑張り続けられる覚悟が無いと、成功する確率は低いです。

勉強しないと成績は伸びない

勉強する人

当たり前のことですが、きちんと勉強しないと成績は伸びません。
「1年もあるし」と油断していたら、ろくに勉強しないまま何か月も過ごしてしまったという話もよく聞きます。

周りも平均して一日8時間ほどは勉強しているはずなので、同じかそれ以上やらないといけません。
それが1年近く続くので、それに自分が耐えられそうなのかどうかよく考えてみましょう。

現役の人より1年遅れる

単純に、現役で大学に進学した人や社会に出て経験を積んでいる人と比べて、1年遅れを取ることになります。
1年間の浪人が先の人生で大きくマイナスに働くことはそこまでありませんが、同時にプラスに働くこともありません。

人によっては、現役の同級生にカミングアウトする際にきまずくなるというような小さなデメリットもあるかもしれません。

まとめ

浪人について理解が深まりましたでしょうか?
浪人はリスクもありますが、その分リターンも大きいです。

デメリットやメリットなどを比較して、しっかりと考えて決定するようにしましょう。

この記事が皆様の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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