【ネタバレ無し】アニメ「葬送のフリーレン」の正直な感想!面白い?【レビュー】

アニメ・漫画

こんにちは、トワカと申します。

アニメ「葬送のフリーレン」について、「名前は聞いたことあるけど面白いのかな?」「正直な感想が知りたい」などと疑問に思っていませんか?

この記事では、そういった方へ向けて、葬送のフリーレンを視聴した私が忖度無しの感想を述べていきます。
1話の冒頭の内容以外にストーリーに関するネタバレはしていないので、安心してお読みいただけます。

それではいきましょう。

総評

勇者一行
引用元: https://frieren-anime.jp/special/gallery/
© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

個人的な評価:90/100
 おすすめ度:80/100

世界観は勇者一行vs魔王という構図、僧侶・魔法使い・剣士といった職業など、かなりドラゴンクエストに近いものとなっています。

ドラゴンクエストが大好きな私にとっては、とても面白い作品でした。
しかし、あまりそういったファンタジーRPGに馴染みがない人にとってはほんの少しとっつきづらさがあるかもしれません。

大きな批判する点は無く良い作品なのですが、ただほんの少し盛り上がりに欠ける印象は受けてしまいました。
設定以外には癖が無い作品なので、世界観が気に入った人はきっと楽しめると思います。

良かった点

斬新なストーリー

上述の通り、本作はドラゴンクエストのようなファンタジーの世界を舞台としています。
こういった物語では、基本的に勇者が魔王を倒すまでの流れがメインストーリーとなることが多いです。

しかし本作では、勇者が魔王を倒した後から物語が始まります。
私が知らないだけかもしれませんが、魔王討伐後にフォーカスを当てている作品を初めて見たので、斬新さに衝撃を受けました。

しかも、主人公が1000年ほども生きるエルフであることもあり、人間である勇者ヒンメルや僧侶ハイターは老いて亡くなってしまいます。
言わば後日譚をメインストーリーとしているようなもので、なかなか新鮮です。

BGM・主題歌

主題歌はオープニング・エンディング共にどれも人気を博しています。
オープニングは前半はYOASOBI「勇者」、後半はヨルシカ「晴る」と途中で変わります。
エンディングはmilet「Anytime Anywhere」で、サビに英語が含まれていてとてもかっこいいです。

特にYOASOBIの「勇者」の歌詞がストーリーにとても沿っていて、アニメを観てからじっくり見直してみると感動しました。
曲自体にも神秘的なコーラスが含まれていたり、特定の音を抜いた音階を使っていたりと異世界感を感じる工夫がたくさん施されています。

BGMでも特殊な音階を用いるなどすることによりファンタジー感が強く押し出され、世界観が綺麗に彩られています。

フリーレンの独特な雰囲気

フリーレン
引用元: https://frieren-anime.jp/special/gallery/
© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

主人公はタイトルにもある通りフリーレンですが、彼女はすごく落ち着いた性格と雰囲気を持っています。
1000年以上を生きると言われるエルフのため、とてつもない人生経験を積んでいるために多少のことでは動じない精神力を手に入れたのでしょうか。

ものすごく落ち着いた雰囲気の一方で、朝に弱かったり、役に立たない魔法をやたらと集めたがったり、冗談を言ったりと意外な側面も持ち合わせています。

そんなギャップが可愛らしく魅力的な点と言えるでしょう。

微妙な点

正直言ってあまり批判する点はありませんが、以下は少しだけ気になった点です。
全てキャラクターに関するものになってしまいましたが。笑

フェルンの性格

この点は割と気になりました。

年頃の女の子としてあえてそういう描き方をしているのかもしれませんが、フェルンはかなり面倒な性格をしています。
現実での人物が想像できるくらい妙に生々しく描かれているので、フェルンが拗ねるシーンは飛ばそうかと思ったほどです。笑

ネット上でも同じような意見をかなり見たので、やはり皆さんも同じように感じているのだと思います。

頻繁に拗ねるため、観ている側としては「またか・・・」となります。
例えば、「誕生日プレゼントを渡して、返してくれなかったから拗ねる」など、戦闘系のアニメでそこまで描くか?という感じです。

たまにシュタルクが叫ぶ

些細な点ですが、急にシュタルクという戦士の男の子が叫んでツッコミを入れることがあります。

穏やかな会話をしていたと思ったら、急に強めにツッコむので少し驚きます。
特にフリーレン、フェルンは静かに淡々と話すタイプなこともあり、比較してうるさいと感じてしまうのかもしれません。

そんなに頻度は多くないですが、ギャグテイストが苦手な人は頭の片隅に置いておくと良いかもしれません。

フリーレンが強すぎる

フリーレンは長寿の魔法使いであるため経験値が膨大であるということで納得は行きますが、あまりに強すぎるために緊張感はありません。
良く言えば、とても安心感があります。

フリーレンが居ない状態で敵軍との戦闘を強いられるシーンも一部ありますが、それ以外はハラハラすることはほぼありません。

手に汗握るような戦いが好きな人にとっては物足りないかもしれません。

まとめ

アニメ「葬送のフリーレン」についてイメージが掴めたでしょうか?

癖はあまり無い作品なので、観るか迷っているのなら1話だけでも観てみることをおすすめします。
ドラクエなどのRPGが好きな人には特におすすめです!!

この記事が少しでもお役に立てれば光栄です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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