【低音】コブクロの低くて歌いやすい曲8選!【カラオケ】

音楽全般

こんにちは、トワカと申します。

カラオケでコブクロの曲を歌おうとしても、意外に高くて困っていませんか?
メインボーカルの黒田さんは声が太めで深みがあるため低く聞こえますが、実際は成人男性の平均かそれ以上の音域を軽々と歌いこなしています。

今回の記事では、そんな男性へ向けて、コブクロが大好きで何十曲も歌ってきた私が歌いやすい曲をご紹介いたします。

それでは、いきましょう。

はじめに

音程の表記法

音程の表記法
引用元:『C4』や『midC』ってなに?音の読み方やルールを解説 (「TIPPLE」より)

まずはじめに、この記事では曲ごとの音域を書いています。
音程の表記法はいくつかありますが、ここではmid2C・hiCなどの表記法を用います。

とても分かりやすい画像でしたので、「TIPPLE」さんのサイトから引用させていただきました。
この場を借りて感謝申し上げます。

高音対策(キー変更)

もし原曲キーが高い場合は、キーを1~2つ下げてみましょう
原曲の雰囲気はそれほど損なわれませんし、歌いやすくなります。

また、男性曲を女性が歌う場合、低すぎる場合があります。
そんな時は、逆にキーを2~3つ上げて歌うと丁度いいです。

ここに載っていない曲でも、少しキーを変えるだけで大分歌いやすくなることもあるので、ぜひ試してみてください。

ただし、初見でキーを変えると全く音程が合わない可能性が高いのでご注意ください。
転調がある曲は特に難しくなります。

コブクロの特徴(音域など)

コブクロの二人
引用元:https://kobukuro.com/feature/profile?_normalbrowse_=1 (コブクロ 公式サイト)

コブクロはメインボーカルの黒田さん(左側)とサブボーカル+ギターの小渕さん(右側)の二人からなる男性デュオです。
二人がよく使う地声の音域は以下の通りです。

黒田さん:mid1A~hiA#、小渕さん:lowF#~hiB

「声の低い方」と言われることがある黒田さんですが、二人とも最高音に大きな違いがないことが分かります。

コブクロの楽曲の全体的な傾向としては、最高音はmid2F#~hiAが多く、サビで最高音近くを連発することが多いです。
そのため、低めだと思って歌ってみたら想像よりきついことがよくあります。

歌いやすい曲のまとめ

今回紹介する曲の中において、個人的に思う難易度と知名度を★の個数で示しています。
ぜひ参考にしてください。

YELL ~エール~(2001)

コブクロ「YELL 〜エール〜」(YouTube 公式MV)

<難易度>★☆☆
<知名度>★★☆
<音域>
地声最低音:mid1C
地声最高音:mid2G
裏声最高音:なし

タイトル通り明るい雰囲気なミディアムテンポの曲です。
一曲を通して低めの音域のため、比較的歌いやすいでしょう。

2番のBメロのみ一瞬mid2Gが出ますが、裏声でもそこまで違和感ありません。
mid2Eが安定して出せれば十分歌えると思います。

桜(2005)

コブクロ「桜」(YouTube 公式MV)

<難易度>★★★
<知名度>★★★
<音域>
地声最低音:mid1B
地声最高音:mid2F#
裏声最高音:hiB

音域自体はあまり高くないですが、とにかく休憩する暇がありません。
特に2番のサビが長く、最後まで歌いきるのはかなり体力が必要です。

この曲には「路上ライブで人が離れるのを防ぐため間奏を無くした」という裏話があります。
そのため、最初から最後まで歌いっぱなしなのです。

轍 -Street stroke-(2006)

轍 -Street stroke- (YouTube 公式音源)
コブクロ「轍-わだち-」(YouTube 公式MV)

<難易度>★★☆
<知名度>★★☆
<音域>
地声最低音:mid1E
地声最高音:mid2G
裏声最高音:なし

サビで毎回mid2Gが出てきますが、ロックな曲のため裏声だと雰囲気が損なわれてしまいます。
mid2D~Eがよく出てくるので、このあたりが楽に出せれば何とか歌いきれるでしょう。

ちなみに、「轍 -Street stroke-」はリメイク版で「轍-わだち-」が元バージョンです。
前者の方が音質が良くスピード感があるのでおすすめです。
後者は若干カントリー感があり、明るい雰囲気です。

紙飛行機(2012)

コブクロ – 紙飛行機 (YouTube 公式MV)

<難易度>★★☆
<知名度>★☆☆
<音域>
地声最低音:mid1C#
地声最高音:mid2F#
裏声最高音:hiA

ゆったりとしたテンポ感の爽やかな曲です。
MVも涼しげでとても曲に合っています。

全体としてはmid2Eが安定させられるかが重要になります。
しかし、サビ前で長めのmid2F#がある点、そして低めの裏声がある点に注意しましょう。

Blue Bird(2012)

コブクロ – Blue Bird(YouTube 公式MV

<難易度>★★★
<知名度>★☆☆
<音域>
地声最低音:mid1C#
地声最高音:mid2G
裏声最高音:なし

上記の「紙飛行機」と似た雰囲気の爽やかな曲です。

mid2Gは転調後のラスサビの一瞬だけです。
しかし、mid2D~F#あたりが頻出なため、このあたりが安定しないときついかもしれません。

低い裏声が得意な場合は、mid2E~F#は裏声に置き換えたりなどすると歌いやすいと思います。

今、咲き誇る花たちよ(2014)

コブクロ – 今、咲き誇る花たちよ(YouTube 公式MV)

<難易度>★☆☆
<知名度>★★★
<音域>
地声最低音:mid1C#
地声最高音:mid2F#
裏声最高音:なし

1番・2番はmid2Dが最高音と低く、かなりおすすめです。
私自身がmid2Dさえ安定して出せない時期でも歌い切れていたので、相当歌いやすいはずです。

ラスサビのみmid2F#が2回出てきますが、一瞬なので勢いでごまかせる範囲です。

何故、旅をするのだろう(2016)

コブクロ 「何故、旅をするのだろう」(YouTube 公式MV)

<難易度>★★★
<知名度>★☆☆
<音域>
地声最低音:mid1B
地声最高音:mid2F#
裏声最高音:なし

冒頭からmid2E~F#が登場しますが、裏声を一部混ぜても違和感は無いです。

サビ前からサビにかけてmid2C#~F#が多く、サビ終わりではmid2Eのロングトーンがあります。
mid2Eがある程度安定していないと厳しいかもしれません。

未来(2016)

コブクロ「未来」コミックス「orange」ver. (YouTube 公式)

<難易度>★☆☆
<知名度>★★★
<音域>
地声最低音:mid1A#
地声最高音:mid2G#
裏声最高音:mid2G

テンポが遅く、Aメロ・Bメロは比較的低めです。
そのため休憩する時間が多く、喉が疲れにくいです。

サビでmid2Fの短めなロングトーンがありますが、それ以外はそんなに大変ではありません。
ラスサビの最後にmid2G#がありますが、一瞬なので裏声で大丈夫です。

おすすめしない有名曲

ダイナミックマイク

ここでは、難易度が高くおすすめしない有名曲を4曲ご紹介します。
私自身が歌ってみて難しかった順になりますが、参考にしてください。

ミックスボイスが使えても、発声の練度が相当高くないとこれらの曲は難しいです。
何故なら、喚声点付近のmid2E~mid2Gが超連発されるからです。

ミックスボイスがとても上手で音域が広い友人も「コブクロは本当に歌いづらい」と言っていました。

1位 ここにしか咲かない花

コブクロ「ここにしか咲かない花」(YouTube 公式MV)

<音域>
地声最低音:mid1C
地声最高音:hiA#
裏声最高音:なし

この曲が圧倒的に最難関です。

1回のサビでmid2F#が20回くらい出てきます。
その上、追い打ちをかけるようにサビ最後でhiA#への跳躍があります。

黒田さん自身でさえ、ライブではラスサビで声が枯れ気味になってしまうほどの難曲です。

2位 永遠にともに

コブクロ「永遠にともに」(YouTube 公式MV)

<音域>
地声最低音:mid1A
地声最高音:hiA
裏声最高音:なし

バラード寄りの曲ですが、原曲では力強い歌声で歌われているため裏声に逃げられません。

サビを通してmid2F#付近が頻発し、サビ最後にhiAまで上がります。
2番のサビ終わりにすぐCメロに繋がるため、休憩する暇がありません。

3位 蕾(つぼみ)

コブクロ – 蕾(YouTube 公式MV)

<音域>
地声最低音:mid1B
地声最高音:hiA
裏声最高音:hiA#

Bメロで3回hiAが登場し、サビを通してmid2E~Gが頻出します。
しっとりとしたバラードのため、勢いでごまかすことができません。

mid2E~Gが地声で安定しない場合はサビがほとんど裏声になるため、どうしても残念な感じになっていまいます。
また、1人で歌う場合はラスサビ前の小渕さんパートも歌う必要があるため、さらに高難易度になります。

4位 君という名の翼

コブクロ – 君という名の翼(YouTube 公式MV)

<音域>
地声最低音:mid1D
地声最高音:hiA
裏声最高音:hiA

サビ頭からmid2D~Gが頻発し、mid2Gが15回くらい登場します。
サビ最後ではhiAへの跳躍が2回続き、最後はmid2Dのロングトーンでサビが終わります。

裏声を使わずに歌いきるのは相当難しいです。
ロックナンバーなので裏声だと雰囲気に合わず、どうしても地声で無理をする必要が出てきてしまいます。
とはいえ、テンポが速めで勢いで乗り切れる部分があるため、上の3曲と比べたらマシです。

まとめ

こう見ると、コブクロの有名な曲は難しいものが多いですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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