Miroslav Philharmonik 2のバグや使いにくい点の対処法【キースイッチ】

音楽全般

こんにちは、トワカと申します。

IK MultimediaのPhilharmonik 2は様々なオーケストラ楽器の音源が収録されている優良音源で、音質はとても良いですよね。
しかし、使いづらい点やバグがいくつか存在しており、皆様も悩まされているのではないでしょうか。

そういった問題をまとめると共に、解決策が分かり次第記載していきます。
環境によって状況が異なる可能性があるため、参考までにご覧ください。

ちなみに、筆者の使用DAWはStudio One 5.5.2、OSはWindows 10です。

それではどうぞ。

キースイッチ

C0を押すと勝手にデモ?が流れる

24/6/6追記
運営に連絡したところ、初めて見たバグだと言われました。
私の場合は「あるテンプレートを編集して新たなテンプレートとする」というのを繰り返していたため、複雑な環境になりバグが発生しやすくなっていたのかもしれません。

同様のバグが発生した方は、新しいプロジェクトを作成するか、またはバグの発生するトラックとインストゥルメンタルを消してから新しく差し込むことを試してみてください。

C0を押すと、E-C-G(ミ-ド-ソ)という音程の訳の分からないデモ?が流れます。
MIDI打ち込み画面だけならまだしも、曲中でもお構いなしに流れるため鬱陶しいです。

以下の設定によって、C0を押している間だけデモが流れるようになります。
ですので、一瞬だけC0を打ち込むことでほぼ支障は無くなるはずです。
(現状、完全に機能を停止させる項目は見つけられていません)

1. 設定ボタン(歯車⚙マーク)を押すと”SETTINGS”が開きます。
2. “PREFERENCES”の“LATCH MIDI PATTERNS”OFFにします。

1. 設定を開く
2. LATCH MIDI PATTERNSをOFFにする

キースイッチ直後の音が鳴らない

例えば、スタッカートの直後にサスティンの音を鳴らそうとしても、「プッ」と一瞬しか音が出ない場合があります。

一時しのぎ的な対処法ですが、ノートの頭を拍の頭に合わせるのではなく、ほんの少しだけ後ろにすることで改善することがあります。

ノートの頭を後ろにずらす

「次のプラグインは適切に機能しませんでした」と出る

プラグインのエラー

Studio One特有のものかもしれませんが、上画像のようなエラーが出て「ブーッ」というようなノイズが鳴り続けることがあります。
原因の一つとして、PCに負荷をかけすぎたことによるメモリ不足が考えられます。

philharmonik 2は重めのプラグインのため、以下の手順でインストゥルメンタルトラックからオーディオトラックに変換すると負荷を軽減することができます。

1. トラック上で右クリック
2. 「オーディオトラックに変換」をクリック
3. 「インストゥルメントを削除」以外のチェックを全て入れ、OKを押す

また、トラックを1つずつミュートするとノイズが発生しているトラックを特定することができます。
そのトラックを右クリックから無効化し、再度有効化するとノイズが消えます。
応急処置的な方法ですが、試してみてください。

まとめ

思い通りにソフトが動かないと、ストレスが溜まりますよね。
Philharmonic 2はかなり不安定な印象を受けましたが、上手く使いこなせれば強力な味方となってくれるはずです。

ぜひ、今回紹介した方法を試してみてください。

この記事が、少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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