【7作品】東京ゲームダンジョン11試遊レポート!その2【感想・レビュー】

こんにちは、ゲーム制作者の青凪トワカと申します。

<筆者名青凪トワカ
ゲーム制作者。現在「Birds of Ascent」という鳥のメトロイドヴァニアを制作中。DTM歴5年で、BGM・アニメーションまで完全個人で開発を行う。
<Xアカウント>https://x.com/aonagi_towaka

先日、東京ゲームダンジョン11(2026年2月8日開催)に行ってきました!
インディゲームイベントには初めての参加でした。

この記事では、筆者が実際にプレイしたパズル・ノベル・アドベンチャーの7作品をご紹介します。

▼ レポートその1はこちら ▼
【8作品】東京ゲームダンジョン11試遊レポート!その1【感想・レビュー】

<この記事はこんな人におすすめ!>
・インディーゲームに興味がある人
・ゲーム制作をしている人
・インディーゲーム展示イベントに行く勇気が出ない人

それでは、いきましょう!

雰囲気・総評

試遊したゲームのチラシ全集
筆者が試遊したゲームのチラシ全集

全体的な来場者層・雰囲気などについては、こちらの記事をご参照ください。

感想・紹介(パズル)

モノクロルートクリエイター

白と黒を切り替えながら進んでいく、シンプルなパズルゲームです。
思わずもくもくとプレイしてしまう中毒性がありました。

壁を移動するのか、自分の色を変えるのか、壁の色を変えるのか。
様々な選択肢を検討する必要があり、かなり脳の体操になります。

違う色はすり抜けてしまうという点が、特に本作の奥行きを増しています。
自分の色を変えた直後だけ地面の色を塗りつぶせるので、落ちずに進むことができます。

じっくり考えるだけでなく、そうしたリアルタイム性も取り入れることで飽きにくい構造になっています。

スマートフォンでプレイできるため、すき間時間にサクッとプレイできます。
すでにiOS/Androidで無料配信中ですので、気になった方はぜひプレイしてみてください!

開発元:Monogames
https://x.com/Monogames_jp

iOS:モノクロルートクリエイター(公開中)
https://apps.apple.com/jp/app/id6753330299
価格:無料

Android:モノクロルートクリエイター(公開中)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.Monogames.ReMonocre
価格:無料

利用規約に同意したい

利用規約に同意したい

配信などで話題になっており、見たことのある方も多いのではないでしょうか。

こちらの作品は、『「ドキドキアクションゲーム」というゲームを遊ぶための利用規約が超面倒なゲーム』です。
あらゆる手によって、同意を妨害されてしまいます。

失敗すると1からやり直し、さらに出現する利用規約の形式にはランダム要素があり、ローグライク的な要素を感じました。
常に常識を覆してくるため、いかに固定観念を捨てられるかがカギとなっています。

利用規約の種類は100を超えるとのことで、かなりのボリュームです。
とにかくアイデアが秀逸な作品で、まさにインディゲームの良さが詰め込まれた一作だと感じました。

すでにSteamにて配信中の作品ですので、気になる方はぜひプレイしてみてください!

作者:べすとまん
https://x.com/vestman_creator

Steam:利用規約に同意したい(公開中)
https://store.steampowered.com/app/3757210/_/
価格:580円

感想・紹介(ノベル・アドベンチャー)

ブランクライト

あらすじ

事故により記憶喪失になった主人公「ミハル」は睡眠薬を服用するが、奇妙な夢を見るという副作用に襲われる。

売れない作家であったミハルは、その奇妙な夢を経験しながら小説の構想を練っていく。
彼は無事に小説を書き上げることができるのか。

本作は、そんな彼の運命を見届ける物語です。

感想・紹介

背景まですべて手描きとのことで、並々ならぬこだわりを感じる作品です。
また、イベント進行時の演出が秀逸で、プレイヤーを世界観に引き込む力があります。

ジャンルとしては、ややホラーチックなアドベンチャーという印象でした。

夢の中の世界はかなりファンタジックで、個性的なキャラクターが登場します。
ミハルとの関係が今後どう展開されていくのかが気になりました。

謎解きパートではヒントがあるため、そういった要素が苦手な人でも楽しめる設計になっています。

フリーホラーゲームやファンタジーアドベンチャーが好きな人におすすめの一作です。
Steamでストアページ公開中ですので、気になった方はウィッシュリストをお忘れなく!

作者:しいしー / CC
https://x.com/CC_Cnivy
開発元:白い栞
https://x.com/461shiori

Steam:ブランクライト
https://store.steampowered.com/app/4101060/_/

淀み海の溺れ唄

あらすじ

淀み海という海底に生息する海魔は、その醜悪さや肉食性からあらゆる種族に迫害される。
しかし、ギーゼラだけは違う。
彼女は海魔でありながら、さらなる美を追い求める。 

他者の美を妬むギーゼラだが、あるとき不思議な歌を歌う人間アイーシャを見つける。
一層美しさを放つ彼女に、ギーゼラは「この女を殺して喰ってしまいたい」と考える。

本作では、そんな彼女たちの行く末を見届けていきます。

感想・紹介

ダーク×海という世界観に一目で惹かれ、プレイしました。
予想以上に綺麗な世界観で、すぐに先を読みたくなるようなストーリーでした。

テキスト10万字、全手描きのイラストということで、絶大なボリュームを誇っています。

BGMや背景、演出面の組み合わせがしっかりと設計されており、常に海の中に包まれているような没入感がありました。
さらに会話のテンポがよく、すらすらと読み進めることができます。

アイーシャを「殺して喰ってしまいたい」と考えるギーゼラですが、実際に物語がどう進行していくのかは最後まで見届けないとわかりません。
選択肢によって分岐があり、究極の選択を迫られることもあるという。

重厚で深いストーリーが予想されるため、そういった物語が好きな人に特におすすめです。

2026年前半期にSteamで発売予定ということで、ストアページは公開中なので最新情報を要チェックです!

作者:薙沢ムニン
https://x.com/muninmumu

Steam:淀み海の溺れ貝
https://store.steampowered.com/app/3966180/_/
リリース予定日:2026第2四半期

トー京Xtrip

メインキャラクターはプレイヤー含めて10人おり、地雷系や沼らせ風など、それぞれが強烈な個性を放っています。
すべてドット調のイラストで、描き込みのクオリティが高いです。

さらにBGMはノリの良いチップチューンで統一されており、世界観を強く支えています。

なお、システム面で斬新だと感じた点が2点ありましたので、ご紹介します。

1点目は「ジセイシン」という数値です。
常に右上にゲージが表示されており、選択肢によって増減します。

明らかにおかしな言動や行動をすると、ジセイシンが減少する上に取り返しのつかないことになってしまいます。
そのため、界隈の中でどう振舞うかをきちんと考えて行動しなければいけません。

2点目は、「いいね」機能です。
界隈メンバーと会話をしていると、現実でXでいいねをもらうように、左上に「いいね」が届きます。
現実と似た構造を取り入れることで、プレイヤーがまさにこの世界の住人だと感じさせる要素に感じました。

どちらの要素も試遊版では深く触れられていなかったため、今後のストーリーでどのように関わっていくのかが気になります。
Steamにストアページが公開されていますので、気になった方は要チェックです!

作者:あまつ3A
https://x.com/amatsu_TOkyo

Steam:トー京Xtrip
https://store.steampowered.com/app/4221740/Xtrip/
リリース予定日:2026年2月

HINO

原作はゲームではなく、イラストレーターとして活動する やたら 氏の世界観が基となっています。

最も特徴的な点として、イラストがすべてボールペンで描かれているとのことです。
そのため通常のデジタル絵とは異なり、かなり味のある雰囲気です。

主人公のヒノこそ可愛らしい見た目ですが、全体的なタッチはどこか不穏さや不気味さを含有しており、繊細なホラーという印象です。

ジャンルは2Dスクロールアドベンチャーで、ギミックを駆使して怪物から逃げていきます。

フリーホラーゲームやファンタジーの世界観が好きな人に特におすすめです。
2026年にSteam/Switchで発売予定とのことなので、お見逃しなく!

開発元:UnGloomStudio
https://x.com/ungloomstudio
原作者:やたら
https://x.com/408seijin

Steam:HINO
https://store.steampowered.com/app/3946090/HINO/
リリース予定日:2026年

The Berlin Apartment

現実のドイツの歴史の上に物語は進行し、ストーリーの説得力が強く裏付けられています。

率直な感想としては、プレイする映画という感じでした。
何か劇的な事件が起こるというよりも、とある異国での非日常を体験するイメージです。

植物に水をあげたり、紙飛行機を目的の地点まで飛ばしたり、要所にプレイヤーの能動的行動が差し込まれます。
ストーリーメインの作品ですが、それらの主体的行動により、住人の一員としての没入度が高まっています。

既にSteamで配信中ですので、気になった方はぜひプレイしてみてください。

開発元:Blue Backpack
https://x.com/_blue_backpack
公式Xアカウント:The Berlin Apartment
https://x.com/berlinapartment
パブリッシャー:PARCO GAMES
https://x.com/parco_games

Steam:The Berlin Apartment
https://store.steampowered.com/app/2280430/The_Berlin_Apartment/
価格:2,800円

レポート・その1はこちら

レポートその1に含まれるゲームタイトル
<アクション>
蒼穹のダンジョン 忍び返しの霊峰
Suiren
どうぶつテンヤワンヤ
WIRED TOKYO

<ローグライク>
魔女ダンジョン
魔物娘と不思議な冒険~力の宝珠と帰還の塔~

<音楽系>
Pastel☆Parade
ハ長調といにしえの楽譜(スコア)

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

お手数おかけしますが、問題がある場合は筆者X、または問い合わせフォームにご連絡ください。

筆者Xアカウント:https://x.com/aonagi_towaka
問い合わせフォーム:https://towaka-blog.com/contact-me/

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